W杯、日本代表の決勝トーナメント進出が決まりましたね!!!
12月2日に行われたスペインvs日本戦。
日本が2点目を入れたところでこれ逆転あるかも!とドキドキしましたよね。
2点目は、VAR判定でゴールが認められました。
判定結果が出るまで、選手たちはもちろん我々国民もハラハラでした。
このVARなのですが、映像を見て判定するということは分かっていても
誰が判定しているのか?どんな仕組みになっているのか?
そこまでは分からない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- VAR判定の仕組みについて
- いつからVAR判定というものが導入された?!
- 他のスポーツでもVAR判定はあるの?
以上の内容を紹介していきますね。
サッカーのVAR判定について
サッカーのVARとは?
まず最初にVARとは、ビデオ・アシスタント・レフリーの略のことです。
VARという、超高性能なビデオカメラがあるのかと思っていましたが
機械の名前ではなく、フィールドとは別の場所で様々な角度から
レフリーのサポートをする審判員のことを言います。
また、VARは最良の判定を見つけようとするものではなく、
審判などによる「明白な間違い」をなくすために導入されたシステムです。
VARが導入される前までは
サッカーの試合では主に審判2人制(主審・副審)でジャッジが判断されてきました。
つまり、フィールドにいる人間(審判)のその時に見た、目だけでの判断ですね。
これでは、誤審が出てもおかしくはありませんよね。
そうなんです。昔からサッカーの試合では、誤審が繰り返されてきており
選手や観戦者たちも納得できないと言ったジャッジが下されたことも多々・・。
ですが、このVAR判定が導入されたことによって、
より正確にジャッジできるようになったと言われています。
サッカーのVAR判定の流れは?
まずは、当然その場にいる審判が判定をすることがほとんどですよね。
ですが、今回の日本VSスペイン戦のように判定しにくい、何とも言えない状況が発生した場合、
VARのビデオ映像を活用し、チェックします。
どんな時にVAR判定が利用されるかというと、
- ボールがゴールラインを越えていたかどうか?
- オフサイドであったかどうか?
- ファウルが起こった位置がペナルティエリアの中だったかどうか
- 今の行為はレッドカード(退場)かどうか?
などの場合が多いです。
VARでその時の試合映像をチェックしていることを主審に伝え、
主審はその間、片方の耳に手を当て、もう一方の腕を伸ばすポーズで「VARがチェックしていること」を選手や周りの人に知らせます。
その後、VARは主審にチェック完了を伝え、主審はゲームを続行します。
「はっきりとした明白な間違い」や「見逃されてしまったプレー」を判断するために
VARがあるわけですね。
いつからサッカーでVAR判定が導入された?
VAR判定は、2018年のロシアワールドカップで使用が開始され、
2020年にはJリーグの試合でも導入されています。
ちなみに、オリンピックでの使用は「2020東京オリンピック」が初めての試みとなりました。
VARが導入されているスポーツはサッカー以外にもある?
VAR判定が行われているスポーツはサッカーの他にもありますが
別の呼び名が使われています。
ビデオ判定が行われている主なスポーツは
- 野球
- バスケットボール
- アメリカンフットボール
- バレーボール
などです。それぞれビデオ判定が使われる基準やルールは異なりますが
サッカーと同じように、はっきりとした明白な間違いを見極めるために
利用されたりしていますね。
今回のワールドカップ、日本VSスペイン戦で利用されVARの判定に関しての
賛否両論は多く出回っていますが、、
日本代表が決勝トーナメント進出決定したので、まずはたくさん喜んで
引き続き日本のサッカー界を応援していきましょう。